自由の幻想

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表現の自由!・・・自由!・・自由!

評論という名のツブヤキ、ササヤキ、意見でもない・・・

話しは脱線。

[解説]
僕が中学生の頃NHKで「ニュース解説」という番組が
夜の10時から放映されていた。
トランペットの音色で始まる番組だった。
newsを[解りやすく説明]してくれるのがこの番組だった。

[報道]
当時のニュース番組は発生した事件をただ伝えるだけが主流だった。
(飛行機事故で犠牲者○○名、日本人は乗っていませんでした。
これに異を唱えた曲があったような気がしたが、お門違い・・
事実を感情に左右される事なく伝えることが報道。)
多くのニュース番組がこのタイプだった。

そこに黒船の登場。
[評論]
久米宏の「ニュースステーション」
[解説]ばかりか久米氏自身の[プチ評論]が賛否両論を含めて
話題になった・・・ばかりか似た番組が増えた。
あれだけ視聴率が高かった理由は
久米氏自身が彼のパーソナリティに依拠する
独特の立脚点にたって[評論]をしていたことが
面白かった(賛否両論だった)理由だったと思う。
新聞社の論説委員がプロの評論でフォローもしていた。(これまた賛否)
現在のよく似た番組のタレントさんは
プロレス中継[報道]は天下一品、しかし
パーソナリティが弱すぎる、あるいは思いや視点がない・・・
なので[評論]番組としては退屈すぎる。

まとめると
報道→解説→評論
[報道]にはクールに事実を伝えるセンス。
[解説]には前後左右上下から物事を客観的に説明できる分析&伝達術。
[評論]には人間力、経験値、膨大なる見聞の量、それに裏打ち
    されたセンス、テクニック、良い悪いの嗅覚、黒か白の洞察力
    Etc
報道する人、解説する人、評論する人
どんな人がどんな事を表現しようと自由だが
[紹介文] [報道] [解説] [評論] [感想文] [悪口]
何を書いているか、自覚だけは持っていてほしい・・・

「ぼぼぼくですか?そそそれは・・」
「しっかり!バビルさま」
「うるさい! ロデム」

類まれなる洞察力を思いっきりシュールな方法で
作品を撮り続けたブニュエルの1974年作品。
こ れ が 表現の自由。



 
この記事へのコメント
さすがルカブラージさま。いつも鋭いですね! ロプロスもポセイドンも納得でしょう。
バベル2世。万歳!
Posted by ソロッツォ at 2007年06月13日 00:31
恐縮です・・
もう少し推敲&整理しとけばよかったです・・
Posted by at 2007年06月14日 03:30
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    コメント(2)