BOBBY

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1968年、米国の希望の星、ロバート・F・ケネディ暗殺。
その凶弾に倒れた場所、アンバサダー・ホテルにいた22人の人生の数時間を描く・・・

大人数の群像劇に弱い。(大好物)

アンソニー・ホプキンスとハリー・ベラフォンテがチェスをしている。
「映画「グランド・ホテル」を見たか?」とA・ホプキンス。
ホントに見たのかエステベス監督?と言いたくなる。

「グランド・ホテル」や優れた群像劇映画は
とっちらかったバラバラのそれぞれのエピソードを
うまく繋ぎ合せる。
セリフや登場人物の動かし方、あるいは延々と
1カット(「グランド・ホテル」は巧妙に1カットに見せているが実はカットは割れている。)
で長まわし等々・・・

最近多いのはとっちらかったままの作品。
カエルが降ってくる映画や有頂天な映画、このボビーも例外ではない。

しかし!この映画!冒頭の数分、ラストの10分以上、途中でも延々と
メッセージが繰り返される。画質も違うし、技術やセンスもどうなんだ?
という人も多いかもしれない・・・が!
作り手の心から観客の心に届ける熱い思い、そういう意味では
こういう作品こそ、いい映画って呼ぶんだぜ・・・・って言われてる気もする
もう一回セリフの意味を考える・・「グランド・ホテルを見たか?」・・・




 

カンバセーション・・・盗聴・・・

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昨日10年以上あたためていた企画の映画が新聞で大きく発表になった!
皆さんのおかげです!!
そして久しぶりにMさんに飯に誘ってもらった。
おとといのaoさんのコメント
このタイミングでお2人とお話しできたのは偶然とはいえ素直にうれしい・・

AoさんやMさんと話しているとこの仕事を始めた頃の新鮮さ?に戻してもらえる。
なぜか?・・・仕事での映画の話ではなく、1映画ファンとしての映画の話をしてもらえるから。
そんなMさんに連れられて入ったもつ鍋屋@下北。
メチャクチャおいしかった!・・・ばかりでなく
面白いことがあった!!!

店員さんを呼ぶときにファミレスだとピンポ~ンとボタンを押す。
それが無いときは「すいませ~ん!!」と声で呼ぶ。
このお店はカスタネット・・・・
喧騒のもつ鍋屋の中、どれくらいの小さな音から店員さんが反応するのか実験。
小さく小さく・・トン・・・・「ハイー!」と3人くらいの声が返ってきた。
恐るべしその聴力!!
まさにジーン・ハックマン扮する盗聴屋の聴力!!
フランシス・コッポラ監督はこの作品でカンヌも制し
名実ともに巨匠の座に。

ちなみにカスタネット。
僕たちが使っていたカスタネット(赤と青の丸い形)の正式名称は
ミハルス。カスタネットはフラメンコで使っている変わった形のが本当のカスタネットで
それを子供用にアレンジしたのが日本人のミハルさん。なのでミハルス・・・
青と赤は男の子女の子で一緒に使いなさいという意味らしい・・・
そんなの関係ねぇ・・・ビール1本!!





 

傷だらけの天使

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魔裟斗すんげ~!ブワカーオに勝っちゃったよ~
サワーのクロスカウンターはジョーみたいだね・・・
ねぇねぇねぇ・・あ~にきぃ・・・
久々に面白かったねぇ・・・・

「傷だらけの天使」を1話から26話まで
久々に見返した。
脚本家の市川森一氏曰く
13人の脚本家と監督による壮大な実験劇・・・
うまく生きるよりも、上手に働くよりも
バカみたいだけどマトモに生きる
修と亨

ババババ・・ブ~ン
さ~らばラバウルよ~
おおおわおわお~
たまらんたまらんたまらんよ~
たまらんこけたら~みなこける~

リングサイドに花一輪を