ネットフリックス『サンクチュアリ-聖域-』のプロデューサーOの独り言

マスコミ試写が始まりました。
評判はかなり良いです。

J－WAVEのシネマレビューに
載せてもらってます。
ご覧ください！

よろしくお願いします。
11月1日公開決定！！

http://www.j-wave.co.jp/blog/cinema/archives/2008/07/

半旗・・頂点まであげないで３分の１程をだらりと垂らす。
　　　　 弔意を示す。
反旗・・謀反を起こす、反旗を翻す。

「愛国心」豊かなベトナム帰りの父親トミー・リー・ジョーンズ。
規則正しい生活と誇り高きメンタリティを内に秘めながら
国を守ること、国を愛することの証として
星条旗を掲げる男がそれに反旗を翻すまで・・・
いや、半旗を掲げるようになるまでを描いている。

国の為に尽くした、退役軍人・・精神的にも物質的にも
保障される・・それは愛する息子も享受できるはず・・・だった。

その息子の失踪をきっかけに
自分の中に、あるいはアメリカという国に向かって
ゆっくりと上がっていく反旗のゆらめきのひだを
じっくりと丁寧に描いていく監督ポール・ハギス。

「クラッシュ」同様、声高に半旗・反旗の意味は問わない。

「ファイブ・イージー・ピーセス」
「スケアクロウ」
「タクシードライバー」
「ミッドナイト・エクスプレス」
「ディア・ハンター」
そして
「ゴッド・ファーザー」etc

いずれのラストも静かでセリフもないが
雄弁に観客の心に沁みてくる・・・

反旗から垂れたヒモをガムテープでグルグル巻きにするシーンは
今年のマイベストシーンの一つになるだろう。
ガムテープなんかすぐ剥がせるし誰でも外せる・・・
父親にとっては反旗を固定するための道具は
その程度のモノしか用意できない・・・

どんな演説よりも・・・
どんな武器よりも・・・
ガバチョ（ガムテープ）！！

身捨つるほどの祖国はありや・・

それしても・・・トミー・リー・ジョーンズが
切ないシーンになればなるほど、BOSSのCMを思い出したのは
僕だけでしょうか・・・
八代亜紀を唄いださないか・・・滝のような号泣しないか・・・
ヒヤヒヤしました。
ひょっとしてベトナム帰還兵を装った宇宙人による、
アメリカへの宣戦布告のしるしが星条旗だったのか？

最高潮の盛り上がりを見せた？ウインブルドン。
楽しみが３点あった。

１・イチ
やはりフェデラー、ナダルは別格。
6連覇は惜しかったがナダルの芝制覇は喜ばしい。
センターコート特別席にボルグ、解説席にマッケンローの姿もあった。
その昔ボルグの6連覇を阻止したマッケンローも
いつもと表情が違って見えたのは気のせいか・・・

２・ニイ
そのマッケンローも従わざるを得ない
チャレンジシステム。
1セットに3回まで選手が判定に不服の場合
コンピューター解析されたボールの軌道が
場内でモニターされる・・・
ボール一個分のアウトが１mmでもラインに
かすればインになる。
つまり今まではアウトと判定されていたボールも
インになるって事だ。
こうなったら全てジャッジはコンピューター任せにするか？
ロボ審判の登場か？

３・サ～～ン
錦織圭。
彼はＡＴＰランキング50位以上には
行くだろう。絶好調だったら4大タイトル優勝の可能性もある。
フォアハンドでウイニングショットを持っているのは
日本人では珍しい・・
野球でいうと野茂のフォーク・・
サッカーでいうと俊輔のフリーキック・・。
ナベアツでいうとオモロー！・・？
その昔ライバル同士だったジム・クーリエやアンドレ・アガシ
並みの破壊力だ。
ハンカチ王子ハニカミ王子以上に注目されるのは間違いなし！

ハーベイ・カイテルかっくいい！
自宅を・・実家・・
いつもの散歩道を・・
職場を・・なじみの店を・・定点撮影したくなる・・

駅前のなじみのたばこ屋、定点撮影したくなる物件。
例にもれず、タスポカードの影響を受けているようだ。
タバコ１箱1000円も施行してもらうのは結構だが
確実に税収は落ちるだろう。

喫煙者が減少したので税収も落ちました。
つきましては消費税のアップを！
大方はそんな筋書きか・・・

なじみのたばこ屋にもそんな筋書きの影が覆ってきた・・・
自動販売機には貼り紙がしてある。
｛タスポカード無い方は店の中へどうぞ｝
カードを貸してくれるらしい・・・

中に入ってみると
前に並んでいたのがどう見ても中学生？高校生？

店のオヤジ「君、年齢は？」
少年　「・・・ごじゅうに（52）・・・・」
店のオヤジ「・・・・・・・・・」
少年「・・・・・・」
僕「・・・・・・・・」

・・・やっぱり定点撮影は店の中でしたい・・・