スキャンダル

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スリリングなエンターテインメントとしての進め方だけに軸足は置かない。

キャスター達の気持ち、
ロジャー・エイルズの罪の深さ、
影響の大きさ、
をじっくりと描く。
が、
もう少しキャラクターを作り上げても、
よかったか。

実話ベースの作品は、
リアルに仕上げようとして、
事実に呪縛されて、
登場人物がのっぺらぼうになるケースがある。
特にこういう作品ではさじ加減が難しい。

敵の敵は味方の描き方はよかった。

ヒットしたから、
興行的に成功した、
という事で括ってはいけない問題を、
伝える!

という、
大きい問題に対峙するスタンスや気概のようなモノは感じた。

ルパート・マードックをマルコム・マクダウェル!

若い頃の非道ぶりをアレックスでつなげたか?

エイルズが、
ヘイトマーケティングで集票、
トランプを大統領に担ぎ上げた手法、
嘘みたいなプロセスに詳しい、
「ザ・ラウデスト・ボイス―アメリカを分断した男―」と併せておすすめです。



 
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