紀子の食卓

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「本当の人生」を探して、「目の前の人生」からドロップアウトする姉。
その姉を追って道を同じくする妹。

「本当の人生」を追い求めれば求めるほど
そこに「真実の人生」なんてモノは存在しない。

「目の前の人生というゲーム」の主人公にならざるを得ない・・・
その「リアル人生ゲーム」を生きることこそ、追いかけていた「本当の人生」

以前からこの監督はこんな事を言ってたような気がする・・・
しかし本作は受信のアンテナと発信のアンプのチューニングを観客に合わせてきたな?・・ガガガピー

二つ疑問点
ラストは姉と妹のとるべき道をテレコにした方が腑に落ちませんか?

また妹は上記の「本当の人生」を探しに出るのか、はたまた
「リアル人生ゲーム」を生きる決心をして「家族ごっこ」を捨てたのか・・どっち?

どちらにしてもメッセージ色豊かな作品である事には変わりませんが・・・
こういう作品がぜひ受けて欲しいものです。

熱い作品が受ける時代~シラケた無気力な作品が受ける時代~熱い作品が・・・
順番に巡っていたような気がします・・・90年代前半あたりまでは・・・・

しかし平成生まれの子供達が成人を迎える時代にヒットする作品は
熱いモノや無気力なモノとは全く違う地平にあるような気がする・・・
何か得体の知れぬモノ・・・
でもそんなの関係ねえ?




 
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