ネットフリックス『サンクチュアリ-聖域-』のプロデューサーOの独り言

ダメな料理人と天才ネズミの心温まる
ストーリーと思っていたら・・・・。

安易な助け合いや、人間と動物のハートウォーミングな
融合なんて、もう見飽きたでしょ？と言わんばかりの
圧倒的なエンターテインメント展開はスペクタクル映画の様相さえ
みせる・・・。

ネズミだけで料理をする・・・目立たないがこのアナーキー加減は
発想はできてもストーリーに馴染ませるのは難しい芸当。
その後の展開でそれも見事に着地させている。
ハッピーエンドも単なるハッピーでは終わらせない。

映画評論家への痛烈な批判は悪役？料理評論家のセリフ。
そこでも言いたいことは忘れない。
その声がピーター・オトゥールなのでさらに説得力が増していた。

脚本は「アイアン・ジャイアント」「スパイダーマン」も手掛けている
チーム。
原題は「RATATOUILLE」
邦題とずいぶん印象が違うが、そのあたりのセンスもさすがはピクサー作品。
ラタトゥーユ・・・フランスの家庭料理の代表格
日本の家庭料理の格でいうと肉じゃがかな?

こういう作品は正当に評価されてほしいものだが
私的に・・・とか、こうした方が面白い・・・とか
感想文がほとんどの昨今、
ヒットだけはしてほしいにゃ～・・・してほしいちゅう？

本日公開！