シャッターアイランド

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超日本語吹き替え版
超の意味がよくわからなかった。

吹き替えが良いか字幕が好きか?
それぞれの楽しみ方があり、僕は両方好きだ。
しばらく素晴らしい吹き替え版に出会っていないが・・・

ちなみに東欧の国の風習かもしれないが
ポーランド人に<吹き替えは幼稚>、<字幕は邪道>と言われた事がある。
ポーランドでは吹き替や字幕よりも良い方法がある、というのが一般的のようだ。
それは・・・・<語り>とでもいえばよいのか・・・
世界は広い!

で、「シャッター・・」の内容についてだが、ここではあまり触れない。
なぜかというと、この「独り言」はあくまでも、
古今東西の映画を一人でも多くの人に見てもらいたい
全国津々浦々の映画館に一人でも多く足を運んでもらいたい
そんな思いでやっている事だからだ。

なぜ、そんな事をやっているのかと聞かれると
一昨日も一緒に酒を酌み交わした「乱暴と待機」の
冨永監督の言葉を借りれば
<僕らは映画は面白いということを証明する為の選手なのかもしれない・・・>
そんな壮大な思いを秘めながら、ある時はプロ野球ファンを標的にし、
またある時は格闘技ファンに感染させるべく、
プログラムされていない安いテキストだけのウイルスを姑息に撒き散らしているのである。

なので基本的にはつまらないと思った作品はここでは扱わないし難点はつぶやかない。
満員御礼、あるいは大ベストセラー、大ヒットの作品にはガンガン言いますが・・・

とりあえず、一点だけ難点を言うと

昨今の映画のラスト~~~の宣伝文句や本作開始前の錯覚の話のような
<ネタばらし>はもうやめませんか?

というのも、多くの人が金科玉条にしている66冊の書物以外に
生きる命題、人間の本質があるのではないかという意味の67という数字、
その数字をキーワードにし、個人とその周りとの環境の葛藤をエンターテインメントで
描いている作品の紹介の仕方、括り方はもっと別の方法があるのではないか。

スコセッシさん、あなたのいつもの作品をみるのか?謎解きエンタの作品をみるのか?
迷ってる人が多いですよ・・・

you talkin' to me

失礼しました・・・(汗)



 
この記事へのコメント
 劇作家井上ひさしが亡くなりました。
 マイブログに<男の魅力>として書きましたが、彼はシリアスなテーマも<笑い>の手法で面白く我々に伝える名選手だったと思います。
Posted by 昭和のマロ at 2010年04月14日 06:27
古今東西、レベルの高い表現者はインプットの取捨選択、アウトプットのセンスが突出してますよね。
そんな突出した表現者の共通項は
○人間&社会に何が起こっているのか鋭く受信する観察力、洞察力
○ユーモアのセンス
○解りやすい方法で表現する
少なくともこの3点があるような気がします。

井上ひさし
本当に惜しい人がなくなりましたね。

国破れて国語は残るでしょうか・・・・
Posted by ogawa-Pogawa-P at 2010年04月16日 00:48
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