2009年07月04日02:07
この胸に深々と突き刺さる矢を抜け
カテゴリー
講談社刊
上下巻で600ページの力作だ。
といってもほとんど物語はない。
主人公のメッセージがほとんどだ。
エドガー・ミッチェル、ラッセル・シュワイカート
ら「宇宙からの帰還」の引用に始まって
民主党の元代表岡田克也氏の意外な言葉
ノーベル経済学者ポール・クルーグマンの著書
「格差は作られた」も興味深い。
そしてウルトラ自由主義社会アメリカのヒーローの座から
今やただの金融犯罪者のように扱われている、アラン・グリーンスパン。
日本でいうと日銀の総裁だった男が
今やインチキ錬金術師・・という扱い。
そんなグリーンスパンの言葉もおもしろい。
サブプライムローンから始まった金融恐慌というよりも
金融自爆(時限式)への糾弾が人間の本質から宇宙に飛び、そして
一気に一本の矢に集約させてそれぞれの胸に刺さる。
我々はその深々と突き刺さった矢を抜くことができるのか?
上下巻で600ページの力作だ。
といってもほとんど物語はない。
主人公のメッセージがほとんどだ。
エドガー・ミッチェル、ラッセル・シュワイカート
ら「宇宙からの帰還」の引用に始まって
民主党の元代表岡田克也氏の意外な言葉
ノーベル経済学者ポール・クルーグマンの著書
「格差は作られた」も興味深い。
そしてウルトラ自由主義社会アメリカのヒーローの座から
今やただの金融犯罪者のように扱われている、アラン・グリーンスパン。
日本でいうと日銀の総裁だった男が
今やインチキ錬金術師・・という扱い。
そんなグリーンスパンの言葉もおもしろい。
サブプライムローンから始まった金融恐慌というよりも
金融自爆(時限式)への糾弾が人間の本質から宇宙に飛び、そして
一気に一本の矢に集約させてそれぞれの胸に刺さる。
我々はその深々と突き刺さった矢を抜くことができるのか?
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。