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<THE END IS NIGH>
<終末は近い>

荒廃しきったアメリカ合衆国、それを救うべく
立ち上がったヒーローたち。
しかし活躍するヒーローたちの常軌を逸した行為
行き過ぎた暴力の連続で
社会からは恐れ、忌み嫌われるようになっていた。
開始数分、ボブ・ディランの♪廃墟の街♪が涙を誘う・・・

ヒーローは言う「アメリカンドリームはどうなっちまったんだ?」

仲間が答える「今のこの惨憺たるアメリカの状況がアメリカンドリームそのも
          のなのさ・・・」

そんな弱さ暗さを持ちながら実に人間臭いヒーローたちが集まった。
そのリアルヒーローの描き方はスパイダーマン、バットマンの比ではない。
ラブシーンの描写も全裸で・・・R-15
欠点だらけの普通の人と変わりない人間臭さが絡み合う。
そうかと思えばDr.ストレンジラブじゃなくてDr.マンハッタンという超人が
青く光りながら人々を導く・・・というような一見深イイ話も忘れない。

終焉間もない世界がヒーローたちに助けを求める・・・
ヒーローたちは小声で答える・・・
「No・・・・・・・・・・」
哲学的に見るか、政治的に見るか、
あるいは人間的に見るか、性的に見るか
立脚点が問われる映画だ。
なぜか?
それはこのヒーローたちが曝け出している
強さ弱さ醜さ脆さ臭さ愛おしさ・・・は
僕たちの頭や足に日々からまっているモノと基本的には
同じで、たまたまあたるスポットライトの色が青ければ
Dr.マンハッタンに誰でもなれる、つまり
立脚点さえ決まれば僕もあなたもコメディアンという仕掛けのようだ。


防衛軍司令部?のセットは『博士の異常な愛情』への
オマージュだろうか?

ストーリーテラーのロールシャッハ役の
ジャッキー・R・ヘイリー・・・・
どこかで見た事のある名前・・・調べてみたら
がんばれベアーズ』の不良少年ケリーだった!!!!!




 
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