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原作谷崎潤一郎 脚本新藤兼人 監督増村保造

弁護士を夫に持ち、上品そうな振る舞いからは想像がつかないような
激しい恋をする・・・女が女に・・・身も心もボロボロになっていく狂気を
岸田今日子があの声で・・・
その相手はビックリするほど
妖艶な・・・若尾文子(現在都知事選に立候補する建築家は実生活のだんなさん)
すんごい綺麗に撮ってますね~。

その女性二名を口八丁手八丁で詐欺師まがいにダマシタリ、シテヤラレタリ
扮するは川津祐介・・・大阪生まれの僕でも舌を巻くほどの怪しい~大阪弁を
駆使してのペテンは笑えます。

そして卍のもう一辺を担うのは
厳格者の弁護士、その妻を暖かく?見守る・・・あるいは遠くから見ている・・・
船越英二。素晴らしいの一言でした。

何度かリメイクはされてますが

谷崎→新藤→増村の卍固めは

船越→岸田→若尾→川津この4名で決まりです。

船越英二さん、お疲れ様でした!

1964年 大映



 
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