TOKYO!

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☆ミシェル・ゴンドリー
奇想天外なロマンチストでも言えばいいのか
突飛ではあるがその語り口は非常に暖かい・・
「自分の作り出すものによって、世の中に自分というものが
定義できなきゃダメ」というセリフが印象的。
規格外の表現方法を用いての志の高さは深く胸に突き刺さる。

☆レオス・カラックス
ドゥニ・ラヴァン・・・「ボーイ・ミーツ・ガール」「汚れた血」での
強烈なインパクトもそのままに東京の街に殴りこみ!
「汚れた・・」でパリを疾走したドゥニが東京で大暴れ!
BGMはGODZZILA
懐かしさと共に爆笑!
あの緑のコスチュームは宣伝展開の鍵になるかも・・・(笑)

ポン・ジュノ
たかが30分のオムニバスでも全力投球。
香川照之はヴィスコンティの「ベニスに死す」のダーク・ボガードを
髣髴させる。
ほとんどセリフも吐かない世捨て人が、一人の女の登場によって
恋焦がれて、胸をかきむしりながら、東京の街を文字通り、彷徨う・・・途方にくれる。
大地震の描写等、小道具をうまく使ってカタストロフィ感を増幅させたり、
PCのスイッチのタトゥなど、細かいテクニックもまさに世界レベル。
その膨大なイメージと繊細な技術はこれまたオムニバスの枠外。

そんなすばらしい規格外商品の3連打でした。



 
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